大田区は東京の縮図とも言われ、高い技術力を持った町工場、賑わいのある商店街、閑静な住宅街や自然が広がる緑地など、多彩な顔を持つユニークなまちです。
ターミナル駅がある大田区一の繁華街
JR線・東急線・京急線の路線が乗り入れる蒲田は、都心や羽田空港へのアクセス拠点になっています。また、都内有数の商業地区・繁華街を有し、個性的な専門店や多様なジャンルの飲食店が軒を連ねています。
かつて多くの文士たちが集ったまち
大森駅の東側にはオフィス街や繁華街が建ち並ぶ一方、西側には閑静な住宅街が広がっています。
大正末期から昭和初期にかけて川端康成や尾﨑士郎、村岡花子など多くの文士たちが住んでいたことから「馬込文士村」と呼ばれたエリアもあります。かつて文士たちの住んでいた場所には記念館や居住跡案内板があり、文士たちの足跡を訪ねることができます。
都会の中に残る門前町
日蓮宗の大本山・池上本門寺を中心とした門前町として、長く栄えてきたまちです。 毎年10月に池上本門寺で行われるお会式では、約30万人が集まり賑わいを見せます。
また池上本門寺の西方に位置する「池上梅園」には、区の花である梅が30種余り植えられており、初春には芳香を放ちながら咲き誇ります。
海辺の自然を感じるエリア
臨海部には、かつての大森海岸を再現した、都内唯一の区立海浜公園「大森ふるさとの浜辺公園」をはじめ、「平和の森公園」のフィールドアスレチックなど子どもから大人まで楽しめる公園があります。また、「城南島海浜公園」では東京港に出入りする大型船や羽田空港を飛び立つ飛行機を間近に見ることができ、 臨海部ならではの光景を楽しむことができます。
羽田空港を擁する世界とつながるまち
羽田空港から近いこのエリアは、かつて漁師町として栄えていました。夏には糀谷阿波踊りや羽田神社例大祭(通称、羽田まつり)が行われ、盛大な賑わいを見せます。また、2020年には羽田空港の沖合展開に伴い、羽田空港跡地第1ゾーンに羽田イノベーションシティが誕生。ビジネスや文化の創造の場として今後の発展が期待されています。
賑わい続けるまち
六郷エリアは区内で最も人口が多いエリアです。 雑色駅前にある雑色商店街は、都内で最多の商店街数を誇る大田区の中でも最大の店舗数を有する商店街で、毎日買い物客で賑わっています。 また、多摩川沿いの緑地には、野球場やサッカー場などのスポーツ施設があり、多くの人々がスポーツを楽しんでいます。
美しい景観のまち
豊かな自然と閑静な住宅街が調和した美しい景観のまち、田園調布。田園調布駅前から放射状に植えられたイチョウ並木は区内で人気の黄葉スポットの1つです。ほかにも、桜やあじさいなど四季折々の草花が植えられている多摩川台公園や湧水と多くの緑に囲まれた田園調布せせらぎ公園など、春夏秋冬の彩りや美しい自然を楽しむことができます。
歴史や自然を感じるエリア
春には花見、秋には紅葉など季節を感じながら風景を楽しめる洗足池。多くの芸術家も魅了され絵画などにも残されています。2019年には洗足池の畔に全国初の勝海舟記念館が開館。洗足池散策にあわせて勝海舟の功績や大田区との縁を学びにきませんか。
のんびりと過ごせるローカルなまち
東急多摩川線と池上線が走るこのエリアは、住宅と町工場が混在する地域です。武蔵新田には「創造製作所くりらぼ多摩川」があり、モノづくり体験やトークショーなどが開催されています。また、少し足を伸ばせば多摩川緑地が広がり、のびやかな風景をそれぞれのスタイルで楽しんでいる光景が見られます。