蒲田生まれ蒲田育ちの伝統の手作りカレー!「牛ハラミ焼きカレー」1,020円也!
蒲田でカレーといえばココ!というほどカレーファン、B級グルメファンの間では知られた存在なのが【松家カレー】。元々は昭和37年に蒲田で創業した「松
屋カレー」というお店でした。この松屋カレーは平成5年に閉店したのですが、その後を継ぐように同じ蒲田で復活したのがこの「松
家カレー」。現在に至るまで長く愛されているお店です。
この松家カレーの特徴としては、まず創業以来変わらないレシピで作られるカレールーが挙げられます。実はこのルーだけは、今でも松屋カレーの店主だった初代が自身で調理したものを使っているそう。つまり屋号こそ違えど「松屋カレー」と「松家カレー」は実質同じカレーと言っても過言ではありません。
昔懐かしいカレーライスのイメージそのままの小麦粉の香ばしい香りに加え、香辛料をふんだんに使用しピリッとスパイシーに仕上げた、毎日食べても飽きのこない味は松家カレーならでは! お米もこだわりのブランド米を使用し、カレーに合うようにちょっと固めにした炊き加減もいいです。
そしてもう一つの人気の秘密がトッピング。メニューを見るとまずその種類の豊富さに驚くと思いますが、なかでも松家ならではと言えるのが“焼きモノ”メニュー。チキンソテーから始まり豚塩焼きに牛ステーキ、目玉焼きとバラエティ豊か。焼き加減が大事な焼きモノメニューというのはごまかしが効かないので、それこそがちゃんとお店で手作りしている証拠なのだそうです。今回はそのなかでも1,020円で食べられるメニューとして人気の「牛ハラミ焼きカレー」をご紹介しましょう。
ハラミは生のものをオーダーが入ってから焼き始めます。塩胡椒を軽く振って適度に焼き色がついたら出来上がり。
見るからにジューシーな正真正銘の焼きたてハラミがドカンとトッピングされてこれで1,020円! 焼き加減も絶妙だしカレーとの相性も抜群! こればっかり頼む常連さんもいらっしゃるそうですが、それも納得。
ちなみにカレーには欠かせない福神漬けは、上野の老舗にして元祖と言われる「酒悦」の福神漬けを創業当時から変わらず使っているそうです。そんなところもこだわりですね。
「昔から変わらないカレールーに、一品一品手作りで調理するトッピング。どこにでもあるチェーン店では出せない魅力を今後も守っていけたら。あ、そうそう、待ち時間に読んで頂けるようにと揃えたマンガ単行本も一つのこだわりなんです。常に最新の話題作を全巻揃えるようにしていますし、飲食店という性質上、古くなったら新しくしています。『ONE PIECE』なんて今までに何度入れ替えたか覚えてないですね(笑)」(店長の千垣内さん、写真右下)
そのメニューの豊富さはもちろん、辛さ調節や大盛り無料、様々な学割サービスなど、自分好みにアレンジできるシステムも嬉しい松家のカレー。一度食べたらやみつきになること請け合いです!