蒲田エリア食べる

【特集】“真” らーめんドコロ大田区の エリア別『間違いないお店』(第1回・蒲田エリア)

大田区のラーメンを食べる女性

大田区は都内でも有数のラーメン店密集地帯。正確な数ははっきりしませんが、独自で調べた結果、東京都の中でもトップ5に入るんじゃない?ってくらいのらーめんドコロなんです。特に有名なのが蒲田周辺で、60店舗ほど(独自調査)がしのぎを削る激戦区。ですが、ここ近年では注目エリアが区内全域にまで広がっているんです!とはいえ、そんなにラーメン屋さんがあると、実際どのお店にしたらいいか決めかねちゃう、なんてこともありますよね。そんな貴方のために、自信を持ってオススメできる『間違いないお店』をピックアップ!全4回にわけて紹介してきます!!まずは最激戦区、蒲田エリアから!



※掲載している情報は公開日時点のものであり、変更となる可能性があります。お出かけの際は事前にご確認ください。

【蒲田エリア】


大田区の中でも人が多く集まる街、蒲田。東急線も乗り入れるJR 蒲田駅の駅ビルには多彩なテナントが入り、駅西側にはアーケードを中心とした商店街が広がっています。さらに東口から国道15号線と平行して走る京急線京急蒲田駅までの間にも様々な店舗が軒を連ねており、昔ながらの下町風情を残した街でもあります。

そんな蒲田エリアのラーメン店の特色は、幅の広いジャンル構成とクオリティの高さ。蒲田駅周辺に集まる人々の構成は、地元住民はもちろん、湾岸エリアで働いている人や、最近では羽田空港が近くホテルが増えたためか訪日外国人も増えています。そんな幅広い客層に応えるため、ラーメンのジャンルも自然と幅が広くなったのだそうです。それに店舗数もここ10年で激増したことで競争力が高まり、味のクオリティも上がったというわけなのです。そんなレベルの高い蒲田エリアから、厳選してご紹介していきましょう。



大田区map

『煮干しつけ麺 宮元』

パンチの効いた濃厚つけ汁がクセになる

特製極濃煮干しつけ麺

特製極濃煮干しつけ麺
麺:自家製極太麺
タレ:煮干し、
鰹節の醤油ダレスープ:鶏、豚、煮干しスープ
具材:チャーシュー2種×2枚/味玉/海苔
つけ麺好き、濃厚系好きならば必ず試して欲しいのがこちらの『煮干しつけ麺 宮元』。しっかりとしたコシのある太麺に、それ単体でも一品料理として成り立つクオリティの具材たち。それらを包み込むのが宮元自慢の濃厚つけ汁です。
特製極濃煮干しつけ麺
鶏に豚骨、たっぷりの煮干しから取ったダシに固形から煮込んだ鶏のコラーゲンを合わせたスープ。そこに国産(主に千葉県産)素材にこだわったブシ系乾物を数種類+煮干しの醤油ダレを組み合わせたつけ汁。他に類を見ない濃厚さと強烈な煮干しのコクは、一口味わっただけでクセになってしまうはず。特にたっぷりと使った煮干しの旨味はつけ麺の常識が覆されること間違いなし!です。
特製極濃煮干しつけ麺

これだけ超濃厚なつけ汁の味を受け止めるには麺にもしっかりとした存在感がなければ務まりません。こだわりの粉を使った自家製麺は、小麦粉特有の芳醇な香りともっちりとしつつも讃岐うどんのようなハードなコシでつけ汁と絶妙なハーモニーを奏ででくれます。
ちなみにつけ麺の場合、並で茹で前200gですので並でもかなり食べ応えがありますよ。
特製極濃煮干しつけ麺
宮元自慢の具材が全て味わえる特製メニューには、2種類のチャーシューに味付け玉子、海苔がトッピングされます。特にチャーシューは豚バラと肩ロースがそれぞれ2枚づつと、チャーシューにうるさい人向きでも大満足な味とボリューム。芯まで味の染みた味付け玉子も欠かせませんね

▪店主から一言!


伊東さん
「ここでしか食べられないような特濃スープと九十九里産の煮干しのパンチ力をぜひ味わってください。お待ちしています!」(店主 伊東さん)

店舗情報


煮干しつけ麺 宮元
店名
煮干しつけ麺 宮元
住所
東京都大田区西蒲田7-8-1
アクセス(最寄駅)
JR蒲田駅、東急線蒲田駅
営業時間
午前11時から午後3時 午後6時~午後9時
定休日
火曜日夜の部・水曜日
電話番号
03-5703-0213
SNS
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『らーめん潤 蒲田店』

燕三条発祥!背脂の真髄を味わえる

極太麺
中華そば
麺:極太麺(新潟から毎日直送)
タレ:醤油
スープ:清湯系シングルスープ、豚骨、うるめ煮干し3種類、豚背脂
具材:チャーシュー2種/岩海苔/玉ねぎ/支那竹

新潟は燕三条地方で独自に発展した「背脂ラーメン」。その本物の味を提供してくれるのが、燕三条に本店を持つ『らーめん潤 蒲田店』。3ヶ月間寝かせ熟成させた醤油ダレのスープにもっちりとした太麺からコクと旨味を引き出してくれるのが主役といっても過言ではない存在感を奏でるたっぷりの背脂です! 
しっかりと炊き込んでプルプルな食感を実現したこの背脂があるおかげでコクがありつつもスッキリとしたスープの喉越しと、太麺にも負けない旨味が加味される、というわけなのです。スープ表面でキラキラと輝く背脂はどうしたって食欲をそそりますよね。

中華そば
一説によると、この背脂ラーメンが生まれた背景には当時の燕三条の世相が反映されていたそう。当時から包丁などの製鉄加工業が盛んだった燕三条では工場勤めの方々がよく出前を頼んでいたそうなんですが、寒い新潟では普通のラーメンでは冷たくなってしまう。それなら、ということで背脂で表面に油の膜を作り、ラーメンが冷めないようにしたのが起源なのだそう。
東京進出第一号店のこちらのお店でも、ラーメンの熱さにはとっても気を使っていて、スープを入れる直前まで丼を熱湯で温めているんです。ちょっとしたこだわりですが、「熱いラーメン」が好きな方々からすれば、我が意を得たり、といったところでしょうね。
中華そば
背脂はスープとは別の鍋で煮込んでいて、スープを合わせるときにチャッチャと一振りふた振り。背脂の量もお好みで調節可能。一番多い「鬼油」は通常の量のなんと4倍も!背脂好きなら是非チャレンジしてください。
加えて食べ応えのある麺も特徴。茹で前で一玉250gの極太麺なので、大の大人でもしっかり満腹になります。しかもこの麺、毎日本店から直送している正真正銘の新潟ブランド。だからこそ本物の真髄が味わえるのです。

店舗情報


中華そば
店名
らーめん潤 蒲田店
住所
東京都大田区蒲田5-20-7
アクセス(最寄駅)
JR蒲田駅、東急線蒲田駅
営業時間
午前10時から午前2時(月曜日から木曜日)
午前10時から午前3時(金曜日・土曜日)
午前10時から午前0時(日曜日・祝日)
定休日
不定休
電話番号
03-5714-7255
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