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【特集】歩いて健康!カルチャーも楽しむ! お散歩アプリで馬込文士村記念館巡り

 

大田区は古くから文士、芸術家に縁のあることでも知られています。特に山王から馬込にかけての高台の多い丘陵エリアには大正後期から昭和初期にかけて多くの作家や芸術家が住み集っていたことから「馬込文士村」と呼ばれていました。現在では散策スポットとして地元の人々はもちろん、ファンが巡礼する聖地としても愛されています。   今回はそんな山王〜馬込にかけて点在する文士や芸術家の記念館を訪ねてみたいのですが、ただ散策するだけじゃもったいない!ということで2019年12月1日からスタートした、健康な身体作りをサポートしてくれる大田区が運営するサービスアプリ「はねぴょん健康ポイント」を使いつつ、文士たちの軌跡を巡るお散歩に繰り出してみましょう!

健康サポートアプリ 「はねぴょん健康ポイント」って?



「はねぴょん健康ポイント」は歩数計機能を使い対象のコースやスポットを巡るウォーキングを始め、健康目標の記録や健康関連イベントへの参加、検診の受診などで健康ポイントをためることができる大田区が運営する健康アプリ。ためたポイントで様々な景品が当たる抽選に応募することができるおトクなアプリです。

ダウンロード、詳細はコチラ
https://www.kirari-kenko-ota.hanepyon-point.jp/

対象スポットの記念館を巡りながら
文士と坂の町、山王〜馬込を歩く



「はねぴょん健康ポイント」では25のオススメウォーキングコースが設定されていますが、今回はあえてそれは使わずにアプリのミッションと呼ばれる機能を使い、スタンプスポットの中からセレクトした3つの記念館を巡りつつ、文士達の軌跡や高台の多いことでも知られる周辺一帯の坂や階段も歩いて楽しめる独自のコースを設定してみました。このように自由に楽しめるのもこのアプリの良い所ですね。
大森駅からスタートし、山王から馬込を散策してゴールの西馬込駅までは約5〜6kmの想定。ではスタート!

大森駅〜山王草堂記念館



まずはスタート地点の大森駅西口でのデータを確認。歩行距離は1,754m、歩数は2,541歩。
大森駅西口を出ると池上通りを挟んで向かい側には、丘の上にある天祖神社へ上がるための階段が見えます。こちらには「馬込文士村 散策のみち」という案内板と、縁のある文士達や当時の暮らしぶりを伝えてくれるレリーフを眺めることができます。



急勾配のこの階段を上って北西方面に向かいます。実際に歩いてみてわかったのですが本当にアップダウンが激しい。この辺一帯は丘と谷が交互に続くことから昔から九十九谷と呼ばれていたそうですがそれも納得。歩きがいがあってとっても楽しいんです。



15分ほど歩くと再び急勾配の上り坂中腹に蘇峰公園の入り口が見えてきました。りっぱな石垣と雑木林に囲まれたこの公園内に目的地である山王草堂記念館があります。
そうそう、ここでアプリを確認!


ミッションポイントに近づくと画像左のような画面でポイントが近いことを教えてくれます。下部のチェックボタンをタップすれば、ポイントとはねぴょんスタンプがゲットできるというわけです。
ではさっそく山王草堂記念館を訪ねてみましょう。

記念館探訪① 【山王草堂記念館】 日本最初の総合雑誌「国民之友」を発行した徳富蘇峰の旧邸を記念館に



徳富蘇峰は日本最初の総合雑誌「国民之友」を発行、続いて「国民新聞」を創刊した人物です。蘇峰の代表作である『近世日本国民史』は、1918年(大正7)56歳のときに着手され、1952年(昭和27)90歳にして完結しました。全100巻のうち半分以上が大森山王時代に書かれたものです。
蘇峰は1924年(大正13)この地に移り住み、1943年(昭和18)熱海伊豆山に移るまでの間、山王草堂と称して暮らしました。
かつて邸内には、蘇峰の収集した和漢書10万冊におよぶ成簣堂文庫(せいきどうぶんこ)が設けられていました。現在、一般財団法人石川武美記念図書館が成簣堂文庫を所蔵しています。



山王草堂記念館は、1986年(昭和61)に静岡新聞社から大田区が蘇峰の旧居を譲りうけ、1988年(昭和63)4月に開館しました。館内には蘇峰の直筆原稿や書、また手紙魔と言われた蘇峰の書簡類が保存展示されています。
蘇峰によって山王草堂と名付けられたこの建物内では保存された旧居の一部を見学することができます。記念館の入り口は旧邸の玄関部分、館内には書斎のあった2階部分を復元。また『近世日本国民史』をはじめとする著書とその原稿、勝海舟や与謝野晶子夫妻などゆかりのある人々から寄せられた書簡を展示しています。
蘇峰愛用の文房具や印鑑など当時のままに保存し、蘇峰が暮らしていたころの趣きを残しています。

山王草堂記念館
住所
大田区山王1-41-21
開館時間
9:00〜16:30(入場は16:00まで)
休館日
12月29日〜1月3日、臨時休館日
TEL
03-3778-1039
入館料
無料

山王草堂記念館〜臼田坂〜龍子記念館



山王草堂記念館を後にし、龍子記念館へ。その途中でこれまた“九十九谷”らしい急勾配に遭遇。ここを下ると山王厳島神社へとアクセスする階段でとっても見晴らしのいいポイントです。



下ったところにある弁天様が祀られている山王厳島神社からこの階段を眺める。起伏に富んだ地形を楽しむのも散策の醍醐味ですよね。



さて、山王厳島神社から環七を渡り西方向にしばらく歩くと臼田坂に出ます。この臼田坂周辺は馬込文士の旧居跡が点在するポイント。坂をのんびり歩きながら文士たちの当時の生活に想いを馳せるのも粋ですよね。



臼田坂を下りきる手前辺りの路地をちょっと入ったところには川端康成と石坂洋次郎の住居跡解説板が設置されていました。馬込文士村にはこのような文士たちの解説板がいくつも設置されています。



臼田坂を下りさらに西方向へと歩みを進めるとほどなく立派な建物が見えてきます。それが龍子記念館です。記念館の正面には旧宅とアトリエが保存されている龍子公園があります。


もちろんここでもポイント&スタンプゲットです。

記念館探訪②【龍子記念館】 近代日本画の巨匠「川端龍子」の画業と作品群を体感できる記念館



近代日本画の巨匠と称される川端龍子(1885-1966)によって、文化勲章受章と喜寿を記念して1963年に設立された龍子記念館。当初から運営を行ってきた社団法人青龍社の解散にともない、1991年から大田区立龍子記念館として大田区がその事業を引き継いでいます。
こちらでは、大正初期から戦後にかけての約140点あまりの龍子作品を所蔵し、多角的な視点から龍子の画業を紹介しています。展示室では、大画面に描いた迫力のある作品群を存分に楽しめます。


龍子の作品とともに愛用の画材なども展示。また向かいにある龍子公園には自らが設計した旧宅とアトリエが保存され、記念館職員の案内によって見学することができます。

龍子記念館
住所
大田区中央4-2-1
開館時間
9:00〜16:30(入場は16:00まで)
休館日
月曜(祝日の場合は翌日)12月29日〜1月3日
TEL
03-3772-0680
入館料
【通常展】
大人(16歳以上)・・・200円
小人(6歳以上)・・・100円
(団体20名以上:大人160円/小人80円)
65歳以上(ご年齢の確認できるものをご提示ください)、6歳未満は無料

【特別展】
企画内容によりその都度定める。

龍子記念館〜佐伯山緑地〜熊谷恒子記念館



龍子記念館のすぐ側に小高い雑木林が見えたので行ってみました。するとなかなかの高さの丘があったので階段を上ってみると…。



大森から蒲田方面までが見渡せる見晴らしのよいスポットを発見! ベンチもあるので天気の良い日にはベスト休憩スポットになること間違いなしです。



ちなみにこの小高い丘は栄養学の創始者、佐伯 矩(さいき ただす)博士が創設した佐伯栄養学校跡地を大田区が整備した「佐伯山緑地」。丘の頂には整備されたスペースがあり、佐伯博士の胸像が残されています。



佐伯山緑地をあとにして桜並木道(取材時は冬なので残念ながら桜は無し)を進んでいるとほどなくして熊谷恒子記念館への案内板が見えてきました。ここを右折した上り坂を100mほど進むと到着のようです。



無事ポイント&スタンプゲット。これがあるだけで散策のモチベーションになりますよね。

記念館探訪③ 【熊谷恒子記念館】 現代女流かな書の第一人者「熊谷恒子」その自宅を改装した記念館


熊谷恒子記念館は、現代女流かな書の第一人者として活躍した熊谷恒子(1893-1986)が、生前に住んでいた自宅を改装し、1990年4月に開館。熊谷恒子の作品を約170点所蔵し、展覧会のテーマに合わせた展示で恒子の書の世界の堪能できる記念館です。


実際に使用していた書斎がそのまま残されているなど、1936年に建てられたという自宅の雰囲気をそのままに残した館内。記念館というよりも親しみのある趣の中で恒子の書をより近くに感じることができます。

熊谷恒子記念館
住所
大田区南馬込4-5-15
開館時間
9:00〜16:30(入場は16:00まで)
休館日
月曜(祝日の場合は翌日)、12月29日〜1月3日、臨時休館
TEL
03-3773-0123
入館料
【常設展】
大人(16歳以上)・・・100円
小人(6歳以上)・・・50円
65歳以上(ご年齢の確認できるものをご提示ください)、6歳未満は無料

西馬込駅でゴール! 総歩行距離は約6.4kmでした



熊谷恒子記念館から西馬込駅へ10分程度の距離を歩きゴール!ちなみに総歩行距離は6,380m、歩数は9,567歩でした。

今回は3つの記念館に絞りつつその周辺を散策するコースを独自に設定しましたが、アプリで設定されているコースが25もあるうえ、ミッションポイントに設定されている施設はなんと300以上! そしてポイントをためると抽選で景品がもらえるのも楽しみの一つ。1000ポイント獲得毎に一口応募が可能。抽選で大田のおみやげ100選や健康関連グッズ、便利家電やはねぴょんグッズなどの景品がもらえちゃうんです!

また、はねぴょんスタンプは様々なバリエーションがあり、キャラクター図鑑として収集する楽しみも。さらにスタンプ50個ごとに金銀銅メダルはねぴょんレアスタンプももらえちゃいます。

アプリ設定のコースを楽しむのもよし、自身で好きな散策コースを組み立ててみるもよし、ポイントをためて景品を狙うもよし、と様々な楽しみ方ができるアプリです。

また馬込文士村には今回紹介できなかった記念館やスポットがまだまだたくさんあります。ぜひアプリをダウンロードしてお散歩してみてください!
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