「まちこうばがやってくる!」は、大森工場協会の会員企業が中心で活動している「おおたコマプロジェクト」が主催する、ものづくり体験ができるイベントです。
大田区は、「ものづくりのまち」として全国的にも知られていますが、当イベントでは工業団体の皆さんが中心となって、「ものづくり」の楽しさを一般の方に知って頂く機会となっています。
会場となったグランデュオ蒲田の3階東西連絡通路には、楽しい体験ブースが並び、多くのお買いもの客の目を惹きました。
第8回目を数える本年度は令和7年11月29日(土)に実施。
蒲田工業会、蒲田工業協同組合、工和会協同組合も協力し、13の企業・団体が参加しました。
蒲田にプチ町工場が出現!
各企業・団体は、金属や樹脂などの加工技術を活かし、工夫を凝らしたブースでお客様を出迎えました。
実際にモノを製作するだけでなく、金属加工の0.01㎜の精度を体感してもらったり、鉄やアルミなど様々な素材の重さ当てクイズにチャレンジしたり、町工場の仕事内容や技術の高さが垣間見られる体験もあります。
0.01㎜の加工の違いで、金属棒の動きが全然違ってびっくり!
レジンを使ったキャラクターづくりに挑戦!自分好みの色や形に仕上げていきます。
樹脂を加工したキーホルダーづくりに、小さなお子さまも真剣です!
城南職業能力開発センター大田校も初めて参加!
大田区にある職業訓練校である「城南職業能力開発センター大田校」は、今回はじめての参加。
令和8年度に、現在の仮校舎から萩中の新校舎へと移転することもあり、地元の皆さんに、学校のことをもっと知って頂きたいということで、当イベントに出展しました。
今回は、「普段から使ってもらえるものを作ってもらう」というコンセプトで、ペンギン型のかわいいペン立てができる体験となりました。
ペンギン型ペン立て
おおたコマプロジェクトも人気!
おおたコマプロジェクトは、ものづくりの楽しさを子供たちに伝えるために地域で活動している団体です。
こちらのブースでは、おおたのお土産100選にも選ばれている「こどもコマ」のパーツづくりと、実際のコマ回しが体験できます。
コマのキットは、大きさが全く同じで金属の比重の違いが感じられる、アルミと真鍮でできたパーツの他、樹脂のパーツもあります。当日は、プレス加工によるコルクやゴムのパーツ作りや、アクリルパーツにねじ穴をあける体験もできました。
コマは、パーツの種類やつける順番などによって、回転の速さや重さなどが変化します。
チャレンジした皆さんは、自分がイメージした回転を目指して、何度もトライ&エラーを繰り返し、大人も子どもも夢中になっていました。
こどもコマのパーツ
地域の「ものづくり」イベントを支える皆さん
イベントには、学生ボランティアも活躍しています。
中学生、高校生、専門学校生、大学生、大学院生と、年齢も学校も違う皆さんが集って、大田区の町工場のために協力してくれました。
「ものづくりのまち大田区」では、地域の企業・団体の皆さん、学生ボランティアなど、多くの皆さんが協力して、地域の産業を盛り上げる活動をしています。
オープンファクトリーを始め、様々なイベントを実施していますので、地域の「ものづくり」産業に接する機会がありましたら、ぜひ気軽に参加してみてください!
ボランティアで参加してくれた皆さん
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「第8回 まちこうばがやってくる!2025」イベント概要はコチラ
https://o-2.jp/mono/oof2025/specialevent/specialevent-7820/
お問い合わせ
団体名 おおたコマプロジェクト メールアドレス otakoma.project@gmail.com |









