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【特集】高級食パン専門店の新激戦区! 大田区の注目食パン3選!!

本格的な高級食パンブームが訪れてから数年。実は今、食パンシーンでは大田区に注目が集まっているのです!次々に気になる高級食パン専門店がオープンしている新激戦区!大田区。コロナ禍の昨今、テイクアウトグルメとしても最適な高級食パンを特集します。

 

※掲載している情報は公開日時点のものであり、変更となる可能性があります。お出かけの際は事前にご確認ください。

江戸甘味噌が芳醇な香りと味わいを演出!『無の極み“味噌”』

【題名のないパン屋】



食パンブームの仕掛け人の一人と言われるベーカリープロデューサー、岸本拓也氏が手がけた店舗の一つが、2019年に大森にオープンした【題名のないパン屋】です。
こちらのお店、明治時代から続く「佃浅商店(つくあさしょうてん)」という和惣菜専門店が新たにオープンさせた高級食パン専門店。お惣菜屋さんならではの“お惣菜に合う和の食パン”をコンセプトに人気を博していますが、3種類ある食パンのなかでも最もそのコンセプトを体現しているメニューが今回ご紹介する『無の極み“味噌”』(2斤840円税別)です。



元々佃浅商店の商品に調味料として採用している江戸甘味噌を使った食パン…と聞くと「味噌味のパンなのかな?」と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、そうではありません!味噌はあくまでパンそのものの味を引き立てる黒子役と表現するのが適切かもしれません。



実際に食してみると、味噌の味そのものは驚くほど感じません。その代わり、とっても香り高いことに驚くことでしょう。もっちりしっとりした生地は甘みだけではない深みがあり、耳部分は生食でも香ばしさが際立っています。

それではトーストしてみましょう。せっかくなのでマッチングにオススメだという佃浅商店自慢のお惣菜「卯の花」と合わせてみましょうか。



一見すると若干のミスマッチ感はありますが…食べてみるとこれがまた合うんです!しっかりとした味の卯の花に負けない存在感がありますし、トーストしたことでパンそのものの香りとコクもアップ。なにより和とパンがこれほどマッチするなんて新発見です!




本店である大森店は佃浅商店の本社工場の一部を改築して営業しているため、パン工房のすぐ奥ではお惣菜を調理している工場があり(写真左)、店舗横ではパンに合うお惣菜も販売(写真右)しています。




「パンと惣菜、変わったコラボレーションかと思われますでしょうが、それだけ日本人の味覚にあった食パンになっていると思います。是非一度お試しください!」(大森店店長 児島さん/写真左)。6月には待望の2号店も蒲田に出店しました(写真右)。



販売窓口での新型コロナウイルス感染症対策は、アルコール除菌剤に分厚いビニールの仕切りの設置のほか、スタッフのマスク、帽子、手袋の着用を義務付けています。お客様が並ぶ際も間隔をあけていただくようお願いしているそうです。

老舗の和惣菜の店と話題のベーカリープロデューサーがコラボレーションした“和”食パン。是非お試ししてみてください!きっと新たな発見があること間違いなしです。


題名のないパン屋 大森店
住所
大田区大森東1-12-4
電話番号
03-3761-3036
営業時間
10:00〜18:30
※パンがなくなり次第終了
定休日
月曜日

厳選自然素材で美味しく健やかに!『KUKULI山型食パン』

【KUKULI】



柔らかさや甘さなどお店の売りは様々ですが、東急東横線/目黒線田園調布駅から徒歩1分ほどの【KUKULI】の“こだわり”は、厳選された良い素材と適切な製法、そして熟練の職人の手仕事。それらによって生み出される、パン本来の美味しさを存分に楽しめるのが『KUKULI山型食パン』(650円税込)です。



国産の小麦とこだわりの自家製天然酵母で小麦の旨味を最大限に引き出し、食品添加物を一切使用しない製造工程で丁寧に焼き上げるのがKUKULI流。こちらの山型食パンはいわゆるイングリッシュブレッドタイプで、より小麦の香りを楽しめる、さっくりとした食感がたまらない一品。毎日でも食べられる甘すぎない味はトーストやサンドイッチに最適です。



香ばしい香りのパリッとした薄皮のような耳部分。そして裂いただけでもわかるモッチリとした中身は、小麦の旨味がぎゅっと詰まっていて食べ応えも十分。思わず、これぞパン!と言いたくなります。
しかもトーストすることでさらに美味しくなるとのこと。楽しみ〜。



トーストすると歯切れの良いサックリ感と芳醇な香ばしさがアップ! 耳部分のカリッ!パリッ!としたクリスピーな食感もより際立ち、バターとの相性も抜群です。いくらでも食べられそうです。甘みが抑えられているので他の食材とのマッチングも抜群によく、これで作るサンドイッチは最高です!



【KUKULI】は田園調布にオープンして約4年。食パンがブームになる前のオープン当初から食パンメインで営業していたのだそう。それもそのはず、【KUKULI】を一人で切り盛りするオーナー南部さん、実は五反田にある某有名パン屋さんの元オーナーパネッテエレ(イタリア語でパン職人のこと)だったのです。

「以前のお店では豊富な種類のパンを扱っていたのですが、このお店をやるにあたり、パン職人として改めて食パンというものに向き合ってみたくなったのです。どうせやるなら職人としての全てを注ぎ込んで最高の食パンを作ってやろうと。今でも毎日どうしたらより美味しくなるか、試行錯誤の毎日です」



新型コロナウイルス感染症対策は、レジ仕切りビニールの設置にスタッフはマスク、帽子、手袋を着用。こまめに店内除菌を行い店内にはアルコール除菌剤を設置し、ドアは開放しています。
工房では職人は消毒、マスク、帽子を着用したうえで製造環境、レジ導線の全ての機器の除菌消毒を行っています。
さらにお客様の入店は1度に1組とし、マスク着用をお願いしているそうです。

“パンや食材を一切廃棄しない”、“最低限の包装”、“ゴミを最小限に”、など自然環境にも配慮しています。
シンプルでクリーンな、パンの持つ美味しさを最大限に追求した【KUKULI】の食パン。今回ご紹介した山型食パンの他、フワッと感とほんのり甘みが特徴のキューブタイプもありますのでぜひお試しくださいね!

KUKULI
住所
大田区田園調布2-51-7
電話番号
03-6362-8845
営業時間
10:30〜19:00 日祝10:30〜18:00
定休日
不定休

耳までふんわり、スウィーティー『高級クリーミー生食パン』

【ラ・パン蒲田店】



昨今の食パンブームのキーワードは“生食”。なにもつけずにそのまま生で食べて美味しいかどうか、が人気のポイントなのだそうです。
そういった意味ではこちら【ラ・パン】の『高級クリーミー生食パン』(2斤/880円税込)が大人気なのも頷けます。味はもちろん食感や素材まで、徹底的に生食にこだわった一品です。



手に持ってみてまず驚くのはその重さと柔らかさ。水分保有量が多いからこその重量と感触なのですが、それ自体は昨今の高級食パンブーム全体の特徴といえます。【ラ・パン】がすごいのは、耳までしっかりと柔らかいのに、腰折れしないこと。数種類の乳製品とはちみつを練り込み、絶妙な加減で焼き上げているため、耳までフワフワな生地ができるのだとか。



裂いてみるだけで“やさしい乳の香り”がふわっと香ります。口に入れるともっちりしっとり感がしっかりありつつもすぐに溶けて無くなってしまいます。そして口の中に広がるクリーミーで飽きのこない甘味。食パンというよりもまさに“スイーツ”なんですよね。



トーストすると味の表情が変わるのが高級食パンの特徴ですが、特に【ラ・パン】のクリーミー生食パンはガラリと違った美味しさに変化します。甘味ともっちり感はそのままに、焼くことで強調されたサックリ感と香ばしさが小麦の旨味をより引き立ててくれるんですよね〜。耳まで含めた特徴的な柔らかさを損なっていないのも良いのです。



新型コロナウイルス感染症対策は、スタッフのマスク、手袋、帽子の着用義務、レジにはアルコール除菌剤を設置し、店内での接客は一度に一人までに制限しているとのこと(写真左&右上)。
また生食パンにベストマッチのオリジナルジャムも販売しています(写真右下)。

【ラ・パン】は全国展開しており、大田区では取材した蒲田店に加え大森店もありますので、ちょっと美味しい贅沢がしたいな、そんな時は是非楽しんでみてくださいね。

ラ・パン蒲田店
住所
大田区西蒲田7-48-15
電話番号
03-6428-6077
営業時間
11:00〜売り切れ次第終了
定休日
なし
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