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【特集】お待たせしました!みんな大好きカレー! 個性的な2店舗をご紹介します

残暑が厳しかったり、急に涼しくなったりと、気温の変化が激しいことが多い9月。そんな時こそ、スパイスの効いたカレーでシャキッとしませんか?大田区内には、美味しいカレー屋さんがたくさんありますが、今回はその中でも特に個性的な2店舗を大森・蒲田エリアからご紹介します。
※掲載している情報は公開日時点のものであり、変更となる可能性があります。お出かけの際は事前にご確認ください。
※記載の金額はすべて税込みの金額です。

スパイスの達人・カリスマシェフが繰り出すインドカレー

【インド宮廷料理Mashal(マシャール)】



2022年7月に大森にオープンしたばかりの【インド宮廷料理Mashal(マシャール)】。スパイスの巨匠と称賛される有名シェフのモハメド フセインさんのお店です。インド宮廷料理とは、古くムガール帝国で開発されたムグライ料理のことで、文字通り宮廷でサーブされていた、食べやすく見た目にも美しい料理だそうです。さっそくお店の方に人気のメニューを伺って、注文してみました。


高い人気を誇るBランチ 1,628円。お皿からはみ出てますよ、ナン!これはなかなか食べ応えありそう♪

8種類のカレーから2種類選べる「Bランチ」。今回は、定番のバターチキンカレーとたっぷりのほうれん草を使ったカレーにシェフ特製パニール(インドチーズ)がトッピングされたパーラクパニールを選びました。どちらも辛すぎず、まろやかで優しい味。緑のカレーは辛い!と思い込んでいたので、ちょっとびっくりです。ほかに、サラダ、シークカバーブ、チキンティッカ、ミニスイーツ、ドリンクもついています。ナンかライスか選べますが、もちろん“ナン”でしょう。そうそう、サラダの横についているパリパリのものはパパドと言って、豆のおせんべい。カレーに入れても、サラダにまぶしても、そのまま食べてもいいそうです。いろいろあって、なんだか楽しい!

フセインシェフは、スパイスだけでなく、タンドール窯の達人でもあるそう。そもそもタンドール窯を近くで見たことがなかったので、オーダー後、特別に厨房にお邪魔させていただきました。

これがタンドール窯。内側にナンを貼り付けたら、あっという間に膨らんできました。こうやって焼くのか、と感心しきり。一緒にシークカバーブやチキンティッカ、ムルグマラーイーも焼くのですね。

フセインシェフは、1982年に来日した後、名だたるホテルやレストランでシェフを歴任してこられたのですが、なんと、日本に美味しい“ナン”を広めたきっかけを作った方でもあります。

もうひとつ人気のランチメニュー「ビリヤニランチ」もご紹介しましょう。


ビリヤニランチ 2,178円。スプーンですくっているのが、ライタ。ヨーグルトサラダのソースで、ビリヤニやサラダにかけて楽しむものだそう。さわやかな酸味が加わる感じ。

お好みのカレー1種と日替わりのビリヤニ、ライタ、シークカバーブ、ムルグマラーイー、ミニスイーツ、サラダがついています。ビリヤニとは、バスマティライスを使ったインドの炊き込みご飯のこと。

食後にいただいたホットチャイ(左)は、満腹感を落ち着かせてくれる優しさ。ラッシー(右)は濃厚系でした(ランチにセット)。

*常連さんは知っている!人気のサイドメニュー*






上から、ダムビリヤーニー(チキン1,980円、マトン2,200円)、マサーラドーサ 1,320円、マトンジャハンギリーコールマー 2,200円。味はもちろん、見た目のインパクトがあるダムビリヤーニーが特に人気。






店内はインドから取り寄せた調度品や友人の画家が描いたという絵などが飾られていて、きらびやかだけどとても上品な雰囲気。


オーナーのアリ 三貴子さん(左)、シェフのモハメド フセインさん(右)。ふたりともおちゃめ。
※撮影時のみマスクを外しています。


フセインシェフが作る宮廷料理は、格式高くありながら、優しく、スパイスが主張しすぎないやわらかい印象。それはまるで、巨匠でありながら、とても気さくでチャーミングなフセインシェフのお人柄を映しているよう。
店名の「マシャール」は、インドの言葉で「松明(たいまつ)」のこと。フセインシェフのお料理に魅せられたファンが多く集うお店を象徴しています。

最後にフセインシェフに“こだわり”について伺いました。
「優しくて親切な日本の人々に美味しいインド料理を食べてもらいたくて、自分のお店をオープンしました。昔の王様が食べていた料理に興味があり研究してきたので、いずれは当時使われていた食器を再現して、完璧なインド宮廷料理を提供していきたい」と、時々日本語を交えながら、丁寧に答えてくださったフセインシェフ。今はプロ対象に開催している料理教室も、今後は初心者向けにも開き、もっともっとインド料理の美味しさを多くの人に知ってもらい、食べてほしいとオーナーも話してくださいました。物販やイベント企画も進行中だそうです。
インド宮廷料理Mashal(マシャール)
住所
大田区大森北1-10-14 Luz大森3F
電話
03-6450-0177
営業時間
11:00~22:00
※ランチ(L.O.16:30)、ディナー(L.O.21:00(Food)、21:30(Drink))
定休日
火曜日

せっかく大森駅に来たので、【インド宮廷料理Mashal】と駅をはさんで反対側の西口にも行ってみました。

*ちょこっとお散歩*


美味しいカレーで大満足したあとは、のんびりお散歩。SLを見た後に、駅の西口を探索してみました。



①入新井西公園

SLが目印の公園。駅から徒歩5分くらいのところにあります。子供用の自転車や三輪車などを無料で貸し出してくれるとあって、小さなお子さんがいる家族に人気の公園。12時と15時に5分間、SLの動輪が稼働し、(発車はしません)汽笛も鳴るので、SL好きの大人にもオススメ。公園内のお花もキレイです。SLは公園の南側にあります。


②山王口商店会

大森駅西口の池上通り沿いにとても長いアーケードが続く「大森駅山王口商店会」。アーケード内に音楽が流れているのがレトロでいい感じですし、いろいろな店が混在していて楽しいです。駅の目の前にある「天祖神社」では、冬だけでなく、なんと夏にもイルミネーションイベントを開催しています。


③馬込文士村資料展示室(山王会館内)

大森駅西口から山王、馬込一帯にかけて、大正末期から昭和初期まで、多くの作家や芸術家が居を構えていたそうで、「馬込文士村」と称し、当時の居住地近くに解説板が設置されています。駅から徒歩10分ほどのところにある「大田区立山王会館」の中に「馬込文士村資料展示室」があるので立ち寄ってみてはいかがでしょうか。


北海道愛にあふれた“和”へのこだわりカレー

【ナマラマサラ】



JR蒲田駅西口から3分ほどのところにある【ナマラマサラ】。北海道出身のオーナーが『東京で一旗揚げるぞ』と仲間を引き連れて上京し住み始めた蒲田で、2018年にオープンしたカレー店です。蒲田に店を構えようと決断した理由は、羽田空港が近いからということ。北海道から羽田までわずか1時間半ほどで移動できるアクセスの良さに、ビジネスチャンスを見出したのだそう。店探しから、メニュー開発、店内外のアートディレクションに至るまで、仲間のセンスにほれ込み、信じて託したことで、前代未聞のお店を作り上げることができたとオーナーはいいます。それが、和を活かしたカレー店【ナマラマサラ】。小麦粉・化学調味料不使用、塩やスパイスで味付けした自然派スパイスカリーです。

店名の「ナマラ」はもちろん北海道弁の「なまら」で、すごく、とっても、という意味。「マサラ」は、スパイスの集合体というような意味合い。くっつけると、なんとなくゆるくてまぬけな感じが面白いから名付けたのだそうですが、実はほんの思いつきだったとか。


サーモンといくらのカリー 1,210円

「え?これカレーの具材になるの?」と驚きのカレーに狙いを定めて、「サーモンといくらのカリー」をオーダーしました。
北海道の郷土料理・石狩鍋から発想を得たというこのカレー。まず見た目の美しさに圧倒されました。彩りを豊かにしているのは、パラパラと散りばめられたエディブルフラワー。これもまたカレーにはない概念。斬新です。サーモンはカレーの中に入っていましたが、いくらは米粉をまぶして揚げた絹豆腐の上にそっと載っていました。カレーと揚げ豆腐といくらを一緒にほおばってみたら、その相性が抜群すぎて、まずびっくり!美味しいんです!カレー自体もほどよい辛さで、ちょうどいいのでしょう。なまら旨いではありませんか。参りました。

さて、どんな風に作っているのか、お店のご厚意で特別に厨房を見学させていただきました。


鍋が多い!どのカレーを作る時もすべての鍋が稼働するらしいです。

トッピングの具材。カラフル~♪

もうひとつの人気メニュー。ダブルカレー(2種盛り)は、全4種のシングルカレーから2つ選べます。今回は、マサラキーマ、鶏と玉ねぎの無水カリーの2種を。


ダブルカレー(2種盛り)1,430円

カレーはどれもまろやかなコクがあって、素材の甘みが効いているのでしょうか、とってもマイルド。美味しい!!「もう少し辛さがほしければどうぞ、でもとっても辛いので気を付けて加えてください」とお店オリジナルの唐辛子ペースト・ルヌミリスを出してくださったので、ちょっぴり味変してみました。うわっ、辛い!少量にしておいて正解!



定番のナマラッシー(左) 440円とアイスマサラチャイティー(右) 440円。カレーと一緒に注文すると、ドリンク(アルコール以外)は200円OFFとのこと。

店内は小料理店だった以前の作りを最大限活かした“和”の空間が心地よい。

*常連さんは知っている!人気のサイドメニュー*

サイドメニューとはいえ、カレーは召し上がらず、かき氷を目指していらっしゃるお客様もいるのだとか。ちなみに、カレーと一緒に注文するとスモールサイズにしてもらえます。NAMARAキナコ(左) Small 770円はわらび餅付き、MASARAチャイ(右) Small 770円はマスカルポーネが乗っています。

【ナマラマサラ】のかき氷は、“削らないかき氷”。水分を瞬時に凍らせて、まるで粉雪のような繊細なシャーベットがマシンから噴出されます。


オーナーの天羽望さん(左)と店長の曽我和騎さん(右)。
※撮影時のみマスクを外しています。


オーナーの天羽さんは、これまでいろいろなことにチャレンジして、成功したり、挫折したりを繰り返してきたそうです。そして「ナマラマサラ」がある意味集大成ではあるものの、ゴールではないとおっしゃいます。大好きな北海道と第2のふるさと蒲田。そして広義的に言えば、和の文化にも貢献していきたいから、「これからもナマラマサラは進化し続けます」と、オーナー。ゼロからスタートするのでなく、すでにあるものに何を加えて、どう活かしていくのか考えるのが楽しい、と満面の笑顔で話してくださいました。「まずはそろそろメニュー開発かな」とのことなので、どんなカレーが登場するのか楽しみに待ちましょう。

ナマラマサラ
住所
大田区西蒲田7-31-9蒲田TKハイツ102
電話
03-6424-8963
営業時間
11:00~22:00(LO21:30)
定休日
なし

蒲田といえば、かつての映画の街として有名です。その痕跡が【ナマラマサラ】とJRの駅をはさんで反対側に残っているとのことで、訪ねてみました。

*ちょこっとお散歩*


もうひとつ「蒲田と言えば!」なスポット「かまたえん」に立ち寄ってから、駅の反対側に向かうことにします。



①かまたえん(東急プラザ蒲田屋上)

都内で唯一の屋上観覧車が目印。1968年に設置された初代の観覧車の時代から、地域の人々に愛されてきました。現在は3代目で、「幸せの観覧車」と呼ばれています。子供たちが楽しめる遊園地でもあり、開放感とキッチンカーの軽食が楽しめる大人のくつろぎの空間でもあります。


②松竹キネマ撮影所跡

「大田区民ホールアプリコ」※の敷地内にある「松竹橋」は、実はレプリカ。一般の方が保存していたものを大田区に寄贈していただいたという“本物”は、「アプリコ」の館内に。撮影所のジオラマも展示されているそうなので、ぜひ訪ねてみてください。※改修工事のため、令和5年2月まで館内には入れません。


③さかさ川通り

六郷用水の支流「逆川」を暗渠にし、緑道が整備されていた通りでしたが、平成26年に現在の姿に生まれ変わりました。「大田区民ホール・アプリコ」と蒲田東口商店街を結んでいて、賑わい創生、憩いを提供する場所となっています。かつて川が流れていたことを表現したくねくね道が、なんだか愉快。


④ゆ〜シティ蒲田

JR蒲田東口から徒歩約5分の温泉銭湯。地下120mから汲み上げたミネラル成分たっぷりの“黒湯”が自慢です。バラエティ豊かなお風呂を堪能すれば、体の免疫力や自然治癒力が強化され、自律神経も整えてくれるのだとか。イベントなども多数開催され、リフレッシュにおすすめです。



カレー特集はいかがでしたか。カレー発祥の地といわれるインドカレー、そして発展し続ける日本のカレー。ルーツはひとつなのに、その幅の広さに、あらためてカレーの奥深さに気づかされました。大田区内にはまだまだ注目のカレー店があります。隠れた名店など、あなたの「おおた推し」スポットを見つけてみてください!

そして、あなたの「おおた推し」スポットはぜひぜひSNSへ投稿を。その際は#uniqueotaをつけてくださいね!

大田区シティプロモーションサイトUniqueOtaでは、「他にはない、大田区ならではのユニークな場所と出会えるまち」を合言葉に、様々な魅力を発信中です。

ぜひ、あなたの興味あるコンテンツを探してみてください。次回の特集もお楽しみに!
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