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【特集】残暑は「つけ活」、レッツつけ麺! 大田区のラーメン街道、環八周辺のつけ麺を味わい尽くす!

大田区を貫く環状八号線(通称環八通り)。別名「大田区のラーメン街道」とも呼ばれるこの道路沿いには、数々のラーメンの名店が軒を連ね、しのぎを削っています。そんな中から今回はつけ麺の名店をご紹介。残暑は「つけ麺」でスタミナアップ、レッツつけ活!

※文中の価格はすべて税込です。
※掲載しているメニューは期間限定のものもあり、変更となる可能性があります。お出掛けの際は事前にご確認ください。

これぞつけ麺!こってりスープと自家製麺で夏の活力を補給!

つけ麺 燕武(えんぶ)


武蔵新田駅から徒歩5分、環八通り沿いのグリーンのビル1階にあるのが、つけ麺専門店「燕武」です。この店のオーナーは、麺屋武蔵ほかラーメン専門店で修行し、店長も務めた経歴がある原 彰宏さん。朝7時から2時間かけて打つ自家製麺は、ラーメンとうどんのいいとこどりの太麺寄り中太ストレートです。数種類の粉の配合比率は企業秘密なんだとか。のどごし良く、つるつるモチモチしていてクセになりそうな食感が特徴です。
「燕武」の夏のおすすめは、角煮、低温チャーシュー、吊るしチャーシュー、味玉、海苔の乗った特製濃厚つけ麺(1,300円)に、生ニンニクと揚げニンニク、ニラをたっぷりつけ汁に入れた特製ニンニラつけ麺(1,350円)。パンチの効いたニンニクの香りに食欲がかきたてられます。
「最近、スープや麺をキンキンに冷やして提供する夏用のつけ麺もありますが、うちではあえてアツアツスープで汗を思いきりかきながらスタミナをつけてもらいたいですね」(原さん)。
豚骨、鶏がら、背脂、野菜、煮干し、さば節を合わせて6時間炊いたスープは、通常よりかなり濃厚で麺に絡みやすく食べ応えもずっしりこってり。食べ終わったら、テーブルのポットに入った割りスープで最後までつけ汁を堪能。夏バテも吹き飛びます。


「大田区は人情があって子育てもしやすいですね。うちの店にも土日には家族連れの方がたくさんいらっしゃいますよ」と話すオーナーの原さん。
つけ麺 燕武(えんぶ)
住所
大田区千鳥3-24-7 千鳥ビル101
電話
03-6715-2332
営業時間
火曜日~土曜日 11時~15時、17時半~20時
日曜日 11時~15時
(ラストオーダーそれぞれ15分前まで)
定休日
月曜日

ホタテとキノコの潮味でさっぱりなのにガツン!目にも涼しいビジュアル派

麺場Voyage(ボヤージュ)


「麺場Voyage」は、京急蒲田駅西口から線路沿い雑色駅方向へ徒歩4分、あと150メートルほど行けば、そこは環八通りです。船の錨や船室の窓で飾られ、海を感じさせる外観は、一見するとラーメン屋さんには見えず、洋風の居酒屋さんのよう。期待がふくらみます。
「麺場Voyage」の基本メニューは、ラーメン、あえ麺、つけ麺の3種類。ホタテとキノコでだしを取った塩味のつけ麺(写真右上830円)は、夏の期間は限定で星型の氷が乗って涼し気な雰囲気。食べる直前に入れる小さくてカラフルなあられ麩も目に楽しく、食欲がそそられます。こってり醤油味のつけ麺もおいしいですが、やさしい塩味もなかなかなもの。のどごしの良い麺とあいまって、いくらでも食べられそうです。
もう一つの人気メニューは夏季限定のあえそば「ボヤモンドダスト」(写真左下1,300円)。麺の上にうず高く積み上げられた昆布塩だれのかき氷とトマトのすりおろしの山を崩すと、シャーベット状のネギトロが出現。ザクザクとサクサクの食感を冷やし中華風の甘酸っぱいタレで楽しめます。こちらの麺の上にも星型の氷が。オーナーの遊び心と心づかいで元気回復ができそうです。


「空港が近くて全国からお客さんが来る大田区で、今までにない新ジャンルのラーメンに挑戦したかったんです」と話すオーナーの貝原さん。
麺場Voyage(ボヤージュ)
住所
大田区蒲田4-37-7
電話
03-6424-5596
営業時間
月曜日・土曜日・日曜日・祝日 11時~15時
火曜日~金曜日 11時~15時、17時半~22時半
定休日
なし

素材一つひとつにこだわりぬいた、「あっさり」かつ「しっかり」麺の店

中華そば 裏慶(りけい)


「裏慶」は、矢口渡駅から徒歩約4分、環八通り沿いにたたずむこじんまりとしたラーメン屋さんです。お店の入り口は全面ガラス引き戸で店の外からも店内がよく見えるから、女性や初めてのお客さんも安心して入れます。席はカウンターのみ6席。無駄な装飾もなく、清潔に保たれたたたずまいに好感が持てます。
基本メニューは、しょうゆそば、塩そばとつけ麺です。
つけ麺(1,000円)は、味玉、豚もも肉、豚肩ロース、鶏むね肉、つくね、メンマの全6種類を乗せた特製つけ麺(写真左上1,350円)がおすすめ。つけ汁は塩かしょうゆを選べてワンタン入り。そのほか季節限定メニューとして、冷やし辛まぜそば、鰹昆布水つけ麺、白ごま坦々麺、黒ごま担々麺なども登場するそうです。
「裏慶」の特徴は、麺とワンタンの皮以外はすべて自家製で化学調味料を使っていないこと。しょうゆダレは日本各地から取り寄せた5種類のしょうゆを使用し、塩ダレにはフランスや沖縄、淡路島などの5種類の塩をブレンド。しょうゆ、塩のいずれも上品で優しい味が印象的です。トロリとした卵の黄身や、コリコリふわふわのつくね、お肉の風味が存分に味わえる豚チャーシュー、しょうがの香りが効いたワンタンなど、すべてがおいしくてクセになりそう。あっさり好きさんには最適!元気が回復します。


生まれも育ちも大田区の松本さん。「大田区の下町っぽい人情のあるところが気に入っています。週4回通ってくれる常連さんもいます」
中華そば 裏慶(りけい)
住所
大田区多摩川1-1-6
営業時間
火曜日~土曜日 11時~14時半、18時~21時
日曜日・祝日 11時~14時半
(材料なくなり次第終了)
定休日
月曜日
※営業時間、休日等の詳細は、X、Instagram、Facebookでご確認ください。

自宅で名店のラーメンが味わえる!
冷凍ラーメン自販機「ヌードルツアーズ」





ここまで読んで「つけ麺を今すぐ食べたくなった!」と思った人もいるのでは? そういう方におすすめなのが、大田区上池台に本社を置く丸山製麺の自動販売機「ヌードルツアーズ」。全国人気有名ラーメン店の味を自宅で楽しめる冷凍ラーメンの自動販売機です。自動販売機だから24時間いつでも好きな時間に買えますし、調理も湯煎するだけでかんたん。全国から選りすぐられた32のお店の中から5つの味を購入可能。自動販売機の中身は設置場所、季節、新商品の登場などで変わるので、飽きることもありません。この日撮影した自動販売機には、「つじ田 濃厚つけ麺」がありました。このほか餃子があることも。気になるお値段は全商品1,000円(場所によって価格が異なる場合があります)。
現在ヌードルツアーズは全国に215台(2024年8月5日時点)。大田区内には上池台の丸山製麺本社前のほか、矢口、久が原、大森南、東糀谷、西蒲田に設置されています。今後も拡充していくそうなので、あなたの近所にもできるかもしれません。

大田区のつけ麺特集、いかがでしたか。環八通り沿いのつけ麺の名店、楽しんでいただけたでしょうか。ここでご紹介した以外にも、大田区にはつけ麺やラーメンの有名店、老舗、ニューウェーブ店がたくさんあります。食べ比べてみるのもいいですね。

大田区内にはまだまだ注目のスポットがたくさんあります。あなただけの「おおた推し」スポットを見つけてみてください!見つけたスポットは、ぜひSNSへ投稿を。その際は#uniqueotaをつけてくださいね!

大田区シティプロモーションサイトUniqueOta/ユニークおおたでは、「他にはない、大田区ならではのユニークな場所と出会えるまち」を合言葉に、区内のさまざまな魅力を発信中です。

ぜひ、あなたの興味あるコンテンツを探してみてください。次回の特集もお楽しみに!
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