御嶽山駅前に、ふらりと立ち寄りたくなるおしゃれな書店があります。
それが、2024年にリニューアルした藤乃屋書店。50年続く昔ながらの本屋さんが、ビルの建て替えを機に生まれ変わりました。
この日、店内に入ると、まず目に留まったのが児童書の展示。
そのほかにも、文芸書、人文書、生活実用書、デザイン関連の本まで。作品の表紙を見せる陳列が多く、まるで宝探しのような気分で本を選べるわくわくする空間です。
リニューアル後は独立系出版社の本も多く取り扱うようになったそうで、他ではあまりみかけない一冊もたくさん。
また、週末には書棚を移動させ、イベントスペースとして活用。出版社による販売イベントや音楽イベント、トーク企画なども行われ、たくさんの人でにぎわいます。
独立系出版社9社が集結した“産直市”(左)とこども向けのトークイベントの様子(右)
雑誌やコミック、文庫など、話題の本の品ぞろえも充実し、普段使いの書店の役割も健在です。
昔から児童書の売れ行きはよかったそうですが、ビルのリニューアルに伴って3階に小児科が入ったことで、親子連れの来店がさらに増加。診察後のご褒美に、絵本を選ぶ親子の姿もしばしば見られます。
店内は、セレクト雑貨のコーナーや食品のポップアップストアも充実し、おしゃれな品揃えで目を楽しませてくれます。
一息つきたいときに利用したいのが、こちらのカフェスペース。
提供されているメニューは、体に優しくママのご褒美にも嬉しい、ちょっといいもの♪ お店で、購入できる食材も多く使われています。
「桃とパッションフルーツのコーディアルのソーダ」(490円)
ベリーバイベリー、あまおういちごミルク、ベリーライチの3つの味が楽しめる「3種のベリーアイス」(620円)
「バナナブレッドアイスクリーム」(1,190円)
熊本県阿蘇の無農薬発酵ヨモギを使った「ヨモギラテ」(700円)
「ヨーグルト&発酵ヨモギグラノーラ」(850円)。ブラッドオレンジと桃のコンフィチュールも添えられています
ラズベリーやレモンのようなフルーティーな酸味の浅煎りコーヒー「ケニア THUNGURI」(680円)
地元事業者の商品も人気です。御嶽山商店街「西川茶寮の特別深蒸し茶」(460円)とグルテンフリー&ビーガンのNanalaの「どうぶつクッキー」(260円)
さらに、書店の一角では地元小学校の体操着や上履きのコーナーも。20年ほど前から販売しており、毎年春には多くの保護者が訪れます。
体操着のコーナー(左)。文具の品揃えも充実しています(右)
まちの書店が減る中、「書店を残してくれてありがとう」と声をかけられることも多いそう。地域の頼れる本屋さんとして、生活に寄り添う存在になっています。
店長の甲地康代さん
藤乃屋書店
住所:大田区北嶺町31-10 ONTAKESAN FC 1階
営業時間:9:30~20:00(休業日1/1~1/3)