地球上の全ての生き物を照らしている太陽は、私たち人間にとってもエネルギーを与えてくれる存在です。また、日の出や夕暮れの神秘的な美しさは、見るものを圧倒し、見慣れた景色を特別な光景に変えてくれますよね。
ユニークおおたでは、大田区のユニークな魅力を広く伝えることを目的に、2022年12月26日（月）～2023年1月31日（火）にかけて、区内で撮影された美しい「日の出」や「夕焼け」の写真を「場所」や「エピソード」などと一緒にツイッターに投稿いただくフォトキャンペーンを行いました。
期間中にツイッターに投稿された写真の総数は237。早起きしたからこそ見ることのできた日の出の景色や、家路を急ぐ街中でふと出会った黄昏の景色など、大田区の各地で撮影された美しい写真が揃っています。
今回の特集では、その素晴らしい写真の一部をピックアップしてご紹介します。大田区だからこそ撮影できた心洗われるような美しい空の景色を、どうぞお楽しみください。
投稿写真には、区内各地の魅力的な姿がたくさんありました。今回は特に投稿数が多かったエリアを3つご紹介いたします。
＊ちょこっとお散歩＊
① 江戸小路（羽田空港第3ターミナル4階）
羽田空港第3ターミナル出発ロビーの一つ上の階にある、「和」と「江戸」をテーマにしたエリア。江戸前寿司、焼鳥、おでんなどの江戸グルメを味わえる飲食店や土産物屋などがあり、まるで江戸時代にタイムスリップしたかのような風情が外国人にも人気です。隣には、江戸時代の旅の拠点であった日本橋をベースに、現在の旅の拠点である羽田空港に1/２サイズで復元した「はねだ日本橋」があります。少し歩いてみるだけでも、ワクワクした気持ちになれますよ。
② 羽田空港第3ターミナル展望デッキ（羽田空港第3ターミナル5階）
さまざまな国際線航空機の離着陸する姿を見られるのは、第3ターミナルの展望デッキならではの楽しみです。（2023年2月現在は、6:30～22:00で営業）。迫力のある航空機の様子は、子どもはもちろん大人も夢中になること間違いなし！ 東京タワーやスカイツリーの姿も見つけてみてくださいね。
＊ちょこっとお散歩＊
① 多摩川台公園
多摩川沿いの丘陵地に約750メートルにわたって続く、総面積68,052㎡の広大な公園です。自然林のなかに散策路が配され、水生植物園、四季の野草園、あじさい園など、季節を問わず美しい自然が楽しめる都会のオアシス的な存在です。また公園内には、2基の大型前方後円墳（亀甲山古墳、宝莱山古墳）と8基の前方後円墳と円墳からなる多摩川台古墳群があり、公園管理事務所の「古墳展示室」では、公園内の古墳からの出土品のレプリカなどを見ることができます。
（古墳展示室開館時間 9:00～16:30(入館は16:00まで)、毎週月曜休業(月曜日が祝日の場合は開館)）
② 桜坂
別れた恋人の幸せを願う、あの大ヒットソングで歌われているのがこちらの坂です。坂の名前は、大正時代に道の両脇に植えられた桜にちなんだものだそうです。春の初めは、満開の桜が坂道に覆いかぶさるように咲き乱れ、まるで桜のトンネルの中を歩いているようです。また新緑の季節の散策も、とても気持ちがよいですよ。
③ 六郷用水
六郷用水は、徳川家康の命により慶長2（1597）年から14年をかけてつくられた、旧六郷領（現在の大田区平野部）で新田開発するための灌漑用水路です。多摩川を水源に、現在の狛江市から世田谷区を通り、大田区平野部で網の目状に拡がっていきました。時代の流れとともに役目を終えて埋め立てられましたが、現在は大田区田園調布の丸子橋近く（田園調布本町34）から下流部（鵜の木3丁目2番）まで、水路が再現されています。遊歩道も整備されており、気持ちの良い散策路として多くの人々に愛されています。
