地下120mからくみ上げた黒湯の温泉を看板とした銭湯です。温泉のほか、電気風呂、ジャグジー、打たせ湯など多彩なお風呂が楽しめます。サウナは男湯・女湯にそれぞれ設置されています。
ゆ~シティー蒲田のサウナは遠赤外線ヒーターで温めるタイプ
室温は85~95℃。「黒湯は体を芯から温めます。黒湯とサウナの両方を楽しむと熱過ぎるかなと、一般的なサウナ(90~100℃)よりやや控えめの設定です」と同施設の中村康太郎さん。サウナで“ととのう”には「サウナ後に水風呂に入ってクールダウンし、さらに外気浴(戸外の新鮮な空気や光に皮膚を触れさせること)をするのが良い」とされています。
黒湯温泉は屋外にあり、露天風呂の雰囲気が味わえます
同館がサウナー(サウナ愛好家)から評価されているのは外気浴ができる点です。屋外スペースのない都心の銭湯も多い中、露天の黒湯温泉の脇にベンチが設置されており、外の空気を感じながら休憩ができます。水風呂も「バイブラ(気泡風呂)で心地良い」とサウナを利用しない方にも人気なのだそう。
3階にあるYCKホールは貸切もできます
サウナ後は、3階にある湯上がりスペース「YCKホール」でくつろぎましょう。舞台に立ってカラオケを歌ったり、歌手のコンサートを楽しんだり。ここでのお楽しみは、飲食店顔負けのサ飯。常連客のおすすめは鶏の唐揚げです。揚げたてのカリカリの衣を一口かじると、じゅわっと肉汁があふれます。
鶏の唐揚げ600円。あまりのおいしさに、レシピを聞き出そうとするお客さまも