慶応4年(1868年)、徳川慶喜から新政府軍との談判を命じられた勝海舟は、池上本門寺に向かう途中で、この池のそばを通ったと伝わっています。
後年の明治24年(1891年)、海舟はこの池に別荘「洗足軒」を構え、旧幕臣ら旧知の面々と文芸活動を通じて交流を深めました。
勝海舟夫妻の墓
洗足池を愛し、惚れ込んだ勝海舟。
生前からの希望によって、今も池のほとりに眠っています。
妻である民子の墓は、のちに青山墓地から移設されました。
西郷隆盛留魂詩碑
西郷隆盛の死後、その死を悼んだ勝海舟が自費で建立した碑。表に西郷隆盛が沖永良部島に流された時に詠んだ漢詩が、裏に海舟の漢詩が刻まれています。
洗足池貸しボート
池から四季折々の自然や水鳥を観察できます。ボートは3種類(サイクルボート、スワンボート、ローボート)があります。