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~受け継がれる技と思い~大森 海苔のふるさと館 企画展レポート

大森の海苔!を伝える人たち

大森といえば、海苔の養殖が江戸時代~昭和中期にかけて盛んに行われていたことが有名ですが、

現在でも、大森の海苔づくりの歴史を後世に伝える活動をしている

ボランティアグループの方々がいらっしゃるのはご存じですか?

 

そんな「協力者会」と「はまどの会」の活動を振り返る

企画展「海苔づくりの伝統と手わざを伝える人々-協力者会とはまどの会-」が

11月16日まで大森 海苔のふるさと館で開催されています。

 

企画展レポート

まずは、「協力者会」の展示を見てみましょう!

「協力者会」は地元大森の元海苔生産者によって構成されたグループで、海苔づくりに関するイベントで指南役を担ってきました。

まさに海苔づくりのレジェンドたち!

現在は活動も一旦ひと段落、とのことなので、活動を振り返る企画展にもなっています。

2008年ごろから2024年までの活動の歴史が展示されています。必見です!


手わざを披露している方はなんと90代のスーパーレジェンド


10℃の海水の中で作業!?と驚きも!海苔づくりの過酷さもよくわかります…


イベントのために作成した道具も展示。精工さをぜひ見てほしい!

次に、「協力者会」と共に活動する「はまどの会」の展示

「はまど」とは「浜で働く人」を意味する大森の言葉です。

会の活動には海苔づくりに関心のある方などが参加。研修会などで協力者会から直接指導を受け、
知識と指導を身につけています。

次第にイベントで参加者へ指導を行ったり、海苔づくりの体験談を代わりに語ったり…

海苔づくりの歴史を絶やさないとする熱い心を感じました。


皆さんの真剣な表情にこちらも緊張…


海苔のテイスティング中!和やかな活動も


海苔網を応用した素敵な作品たちも展示されています。


皆さんも、大森の誇り「海苔づくり」の伝統を伝える「協力者会」と「はまどの会」の活動の歩みをぜひご覧ください。

「はまどの会」の会員も大募集中とのことです!

開催情報

開催日時
11月16日(日)まで 9時~17時 ※10月20日は休館日
場所
大森 海苔のふるさと館(平和の森公園2-2)
展示資料
写真 75点 / 協力者会提供の海苔の道具 11点 協力者会作成の体験用の道具 14点/はまどの会作成の体験用の道具 15点 常設展示室には、国指定の重要有形民俗文化財も展示しています。

お問い合わせ先

大森 海苔のふるさと館(平和の森公園2-2)
Tel 03-5471-0333    
Fax 03-5471-0347
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